ハリや潤いのある美しい肌をキープしたいという願いは多くの女性が持っていることでしょう。

美肌を保つ成分として注目されているのがコラーゲンです。

そもそもコラーゲンとは人間の体に存在するたんぱく質の一種で、人間の体のおよそ20パーセントはタンパク質でできていますが、その中の3分の1を占めているといわれています。

人間の体の皮膚や骨など様々な場所にあり、細胞と細胞を結ぶ役割を果たしています。

体の中の細胞が正常に働いて全身が機能するためには非常に重要な成分と言えます。

そしてコラーゲンは27種類以上あるといわれていますが、人間の体に多く存在しているのはⅠ型、もしくはⅡ型で、美肌に関係があるとされているのは主に皮膚に多く存在しているⅠ型です。

これは内側から体を支える機能を持っているので、肌のハリなどにも効果が期待できるといえるでしょう。

このように体内に存在しているものですが、体の外側から摂取することもでき、牛すじや手羽先、豚足、フカヒレなどの食材に豊富に含まれています。

たんぱく質の一つですが、大豆などの植物性たんぱく質には存在せずに、肉や魚などの限られた動物性たんぱく質だけに含まれているため、食事で摂取したいと思った場合には注意が必要となります。

また食事だけでたくさんの量を摂取することは難しいのでサプリメントで補うことも一つの手段といえます。

肌は表皮、真皮、皮下組織という構造となっていますが、一番外側にある表皮は角質層と新しい皮膚を作るための基底層からなっています。

基底層を支えているものが、その下に存在する真皮であり、コラーゲンは真皮の部分に含まれ、なんと70パーセントをも占めているのです。

繊維状のものが網の目のように張り巡らされており、ヒアルロン酸などの肌の内部に存在している潤いを保つ成分を内側から支え、肌の弾力やハリを保つといわれているのはこの成分によるもので、乾燥肌や肌のたるみが気になる人は、この成分が本来の機能を果たせていないと考えられています。

うまく機能しなくなる原因の一つが加齢によるものです。

20歳ごろまでは良質な成分が体内に存在していますが、30代半ばを境に急激に少なくなっていきます。

そのため美肌を保つためには外側から摂取する必要があります。

そしてコラーゲンは美肌だけではなく美容をつかさどる栄養素として非常に人気です。

肌は目に見えるので目立ち、効果が期待できるとよく取り上げられていますが、血管や内臓などの存在も忘れてはなりません。

この成分が不足してしまうと内臓機能を弱め、血管の老化も進むこととなります。

内臓機能が衰えてしまったり血流が悪くなるとそれは外見にもあらわれることでしょう。

外見の衰えは体内で起こっていることそのものであり、体内で合成がしっかり行われれば血液の循環も良くなり、皮膚や髪の毛などの新陳代謝も活性化されることになり、美しさを手に入れることができます。

そして内臓機能の衰えや血行不良を改善することは、健康にも良い影響をもたらすといえるでしょう。

また丈夫でしなやかの骨を作ることも、健康には重要なことです。

骨の中にはこの成分の繊維が網の目のように張り巡らされ、その中にはカルシウムなどのミネラルがしっかりと骨に結び付いていますが、血液の工場ともいわれている骨の機能が衰えてしまうと、血液によって体中に運ばれている酸素や栄養素が全身に届けられなくなってしまいます。

また関節のスムーズな動きに必要となる軟骨も約16パーセントはこの成分でできています。

そのため軟骨に含まれている成分が減ってしまうと、変形関節症などの症状を引き起こす可能性もあります。

そのほかにも老眼予報や心筋梗塞、脳梗塞の予防などの効果も期待され、人間の体を健やかに保つためにも欠かすことのできない成分であるといえます。

人間の体を構成するうえで非常に重要な役割を果たすことから、十分な量を摂取して骨を強くし、いつまでも健康を維持していきたいものです。

最後に実はダイエットにも効果的であるといわれています。

コラーゲンのもつ効能や効果の中にダイエットをサポートするような効果は見られないかもしれません。

その中でしいてあげるのであれば、この成分を構成するアミノ酸のプロリンには脂肪燃焼作用があり、積極的にエネルギーを生産してくれることとなります。

しかしプロリン以外にも脂肪燃焼効果を持つアミノ酸は数多くあるため、特別にプロリンの作用が優れているというわけではありません。

なぜダイエットに効果が期待できるといわれているのかというと、それはダイエットをするときに陥りやすい栄養不足を補う目的で摂取する人が多いからです。

ダイエットを行うときに多くの人が食事制限をしますが、食事制限をすることにより栄養が不足して、肌が荒れたり髪の毛のハリやツヤがなくなるケースも見られます。

この成分はそれほど高カロリーではなく、これらの症状を防ぐ目的で利用されるということです。