眼球を構成する硝子体や水晶体、角膜などはコラーゲンが重要な役割を果たしています。

眼球のほとんどを構成し、支えていると言っても差し支えないほどに密な関係です。

例えば、細菌やウイルスから角膜を守る働きがあると言われており、不足することで傷つきやすくなってしまいます。

その結果、視力の低下や白内障、老眼の症状に陥りやすいのです。

また、ピントの調整機能は水晶体の厚みを調節する筋肉の収縮によって行われます。

年齢を重ねることで、水晶体の柔軟性が失われ、老眼の状態にも拍車をかけてしまいます。

また、白内障だけでなく、飛蚊症を引き起こす原因にもなります。

飛蚊症には生理的なものと病的なものとに分けることが可能です。

生理的飛蚊症は、ゼリー状のゲル組織である硝子体が変質することで起こります。

光は角膜から入り、水晶体を通って、硝子体から網膜へと映像を繋ぎます。

しかし、この過程において硝子体が劣化し浮遊物があると、網膜に影となって映り込んでしまうのです。

これが生理的飛蚊症の原因だと言われています。

病的飛蚊症は物理的なダメージから引き起こされることがほとんどで、ボクサーの職業病のひとつともされる病気です。

そのため、ほとんどの人が生理的飛蚊症だと言われています。

ただし、原因は老化によるもので、硝子体のたんぱく質や脂質が酸化することで飛蚊症にかかってしまいます。

近年ではパソコンやスマートフォンの普及によって、若者の目の酷使する機会が増え、飛蚊症が増加傾向にあります。

こういった老眼や生理的飛蚊症には、特効薬やすぐに完治するような治療法は、残念ながらありません。

しかし、コラーゲンが重要な役割を果たしていると述べたように、加齢によるコラーゲンの減少をサポートすることで予防したり、症状の進行を遅らせたりする効果が期待できます。

目の健康は、外見に表れるものではないため、肌や髪のアンチエイジングとは区別してしまいがちです。

実際は身体を構成するあらゆる部分がそうであるように、老化の対象であることに変わりありません。

若々しさを意識するように、目の健康も同じ問題なのです。

加齢や目の酷使が原因であるため、誰でも老眼や飛蚊症になるリスクを常にかかえています。

質の良いコラーゲンへと循環させていくことが、老化の進行を遅らせ、あらゆる病気からも守ることへと繋がります。

目の健康を考えるうえでコラーゲンは欠かせない存在だと言えるでしょう。