三大保湿成分として有名なコラーゲンは、美肌を作るためになくてはならないものです。

ハリや弾力を保つために必須であることは多くの女性が知っていることですが、実はそれ以外にも重要な役割を持っています。

たんぱく質の一種として存在するコラーゲンは、皮膚の表皮の層で約7割以上を占めていますが、これ以外にも骨や血管、内臓のいたるところに存在し、人体を構成しています。

アミノ酸を主原料としてビタミンCや亜鉛といった栄養素を用いて体内で合成されるのですが、20歳をピークにして分泌量は徐々に減少していきます。

そのため、加齢によって不足することで肌のハリや弾力、または骨や血管の柔軟性が損なわれてしまい、何も対策をしなければ老化現象が進むようになります。

最近ではこうした問題を回避するため、基礎化粧品の保湿成分だけでなく、サプリメントやドリンク、ゼリー、粉末などで経口摂取して健康を維持する方法が取り組まれているようです。

ドラッグストアや薬局でも見かけることの多いコラーゲン食品は、肌に良いという謳い文句だけでなく、足腰に良い、血管の増強を目的としているものも少なくありません。

このように人体を構成する上で重要な成分となっていることから、保湿成分としてでなく、健康面にして重要な役割を持っているため日常的に摂取することが重要だということがわかります。

もし不足してしまうと、肌が乾燥してカサカサするだけでなく、血管や骨、内臓まで悪くなってしまうのです。

体内合成のピークを越えた年代の人は、減少の一途をたどることから不足しがちになるので、食事によるアミノ酸の摂取、またはサプリメントなどの補助食品で補うようにしましょう。

ただし、コラーゲンそのものを摂取しても、そのまま吸収することはできず、体内でアミノ酸などに分解してたんぱく質の再合成が行われます。

不足するのなら多めに摂取すればいいと考えるかもしれませんが、コラーゲンを摂れば摂るほど効果があるというわけではなく、必要以上に摂取しても余剰分はアミノ酸に分解されて体外に排出されてしまいます。

これだけなら良いのですが、過剰摂取すると肝機能の低下に陥る可能性もあります。

肝臓は栄養素の分解や合成、毒素を除去するといった解毒機能を持ち合わせているのですが、余剰分を分解するため負担がかかり、体調を崩すことにもなります。

健康を維持するために健康不良に陥っても仕方がないので、必要以上の摂取は控えほどほどにすることが大切です。